カフェ・飲食
こだわりの空間にフィットするエバシス カメオC’2m。何層もの味わいが楽しめるカフェラテとの出会いに感動する。
JTM CAFE DAIKANYAMA
導入機種:エバシス カメオC’2m - TEMPEST
導入時期:2022年3月
導入経緯:開業時に導入
JTM CAFE DAIKANYAMA
JTM CAFE
DAIKANYAMAは、渋谷と代官山の間にあるカフェ&ギャラリー。ヒト・モノ・コトが集まる多目的な空間として、街の新たなランドマーク的な存在となっています。
ワンちゃん連れの地元住民がコーヒーを飲みに立ち寄ったり、ときどき開催されるジャズライブやアート展、ポップアップストアなどに人々が集い、語らう。やわらかな光が降り注ぐ居心地のいい空間で、憩いの時間や会話、体験をそれぞれに楽しんでいます。
コーヒーを楽しみながら、出会いが広がる――新しいコンセプトのJTM CAFEを手がけたのは、株式会社Mフューチャーの伯耆未来之さん。イベント・スペース運営が主要事業ですが、ご自身が生まれ育った代官山で、“ヒト・モノ・コトが集まるカフェ”をつくりたいと新たな挑戦に乗り出しました。
こだわりの空間にフィットするエバシス カメオC’2m。
何層もの味わいが楽しめるカフェラテとの出会いに感動する。
―「エバシス カメオC’2m」を導入されたきっかけを教えてください。
以前からデロンギのデザイン性や佇まいに惚れ込んでいて、カフェの構想段階から、デロンギにしたいと考えていました。JTM CAFEの内装は、東京、パリ、LAなどで活躍するインテリアデザイナーの伊東勝さんが手がけ、白を基調とした研ぎ澄まされた空間でそれでいてあたたかみのある店内にしています。この空間に調和するコーヒーマシンを求めてデロンギのショールームを訪ね、そこで出会ったのが「エバシス カメオC’2m」でした。
―「エバシス カメオC’2m」のどんなところに惹かれたのでしょう?
ショールームでカフェラテを試飲させていただき、美味しさにとにかく感動しました。カップの底にエスプレッソ、中層はエスプレッソとスチームミルクが混ざり、上層がミルクフォームで満たされたホワイトトップのカフェラテをいただいたのですが、このミルクの口当たりが素晴らしいんです。
泡の粒度が繊細で、クリーミィなミルクが口に流れ込んでくるファーストインパクト。そして、飲むほどにエスプレッソの濃い味が強まっていく。カフェラテって一杯で何層もの味わいが楽しめるんだと驚きました。
ピークタイムにも、極上の一杯を提供できる安心感。
スタッフに余裕が生まれ、居心地のいい空間づくりができる
――実際に「エバシス カメオC’2m」をお使いになってみていかがでしたか?
初めてのスタッフでも、ボタン一つでバリスタ並の美味しいコーヒーが出せるので、オープン初日からオペレーションがスムーズでしたね。イベント時やピークタイムになると、とにかく杯数が出ます。1杯ずつ手で淹れる余裕はないし、クオリティに差が生じるのが気がかりでしたが、エバシスならお客さまを待たせず、満足していただけるコーヒーが提供できます。
むしろ、コーヒーを淹れている合間に、お客さんと会話したり、おすすめメニューの提案ができるので、接客が手薄にならないのも大きなメリットです。うちは大手コーヒーチェーンと異なり、お客さんとの距離の近さを大切にしています。営業中は、1人ないし2人体制ですが、エバシスでスタッフに余裕が生まれたことで、居心地のいい雰囲気づくりに一役買ってくれていると思います。
――お客様の反応や、「エバシス カメオC’2m」導入の効果はいかがでしょうか?
代官山という場所柄、美味しいものに敏感でアンテナを張っているお客様も多いのですが、「いつも美味しいわね」「どこの豆を使っているの?」などとよく聞かれます。
メニューでは、カフェラテが一番人気。エスプレッソに使っているクラッチコーヒーのWBCはうちの定番ですね。ショールームで試飲させていただいたときから、コクと旨味の深さに惚れ込んでいます。ブレンドに関しては、夏はあっさり、冬は焙煎強めなど、シーズンに合わせて変えています。
エバシスは「e’バリスタシステム」で挽き目、抽出方法、温度など詳細設定が可能なのですが、パスファインダーの担当者に「次のシーズンは、こんな味わいのコーヒーにしたいんだけど」と要望だけ伝えて、遠隔操作で設定変更してもらえるので手間いらずですね。
ラテアートの土台となるのは、繊細なミルクフォーム。
見て美しく、飲んで美味しい。大満足の一杯が提供できる
――お客様に喜んでいただくためのメニューの工夫はありますか?
ラテアートプリンターを導入して以来、遠隔地からはるばる来てくださるワンちゃん連れや推し活のお客さまが一気に増えました。イベント時には、企業のロゴやブランドのレーベルをプリントすると、すごく喜ばれますね。
緻密なラテアートを描くには、ミルクフォームの粒度が決め手です。粒度が粗く泡が大きいと、弾けたときに表面にブツブツができてしまいますから。うちのラテはエバシスがつくる均一で繊細な泡のおかげで、10分以上経ってもきれいな状態を保っているのが自慢です。
SNSの拡散効果で、新たなお客様を獲得。
カフェでの出会いからイベントにつながることも。
――リピーターやお客様との接点を増やす取り組みは?
SNSを活用した発信はつねに行なっています。若い世代はInstagramやX(旧twitter)でうちを知ってくれる方が多いですね。リーチを分析すると、カフェやワンちゃん好きの18〜40歳ぐらいの女性が7割以上。一方、Xはラテアートが引きとなって、推し活をされているお客様が多いですね。
リアルでは、近隣にあるアパレルやデザイン事務所の方がランチで訪れたことをきっかけに、新作発表会やギャラリーとしてご活用いただくことも。また、お客様の紹介で、犬用グッズのホップアップストアや撮影会が開催されることもあります。カフェとギャラリーがシームレスにつながって、相乗効果を生んでいます。
イベントがある日は、エバシスがフル稼働しますが、メンテナンスに手間がかからないのも、すごく助かっています。液晶画面でマシンの状態が表示されますし、毎日のマシン洗浄もボタン一つで約10分で完了します。じつは、ラテがあまりによく出るんで、ミルクタンクを1.5リットルから4.5リットルの大容量に入れ替えたんですよ。タフな使い方にも、100%完璧に応えてくれる心強さを感じていますね。
エバシスがあれば、優秀なバリスタがいるようなもの。
カフェの看板であるコーヒーで、「また来たい店」を実現
――最後に「エバシス カメオC’2m」を検討中の方に向けてメッセージをお願いいたします。
曜日や天候、時間帯などでお客様が急に増えると、ワンオペや少人数で回しているカフェはクオリティの維持に苦心されることと思います。エバシスが1台あると、専属のバリスタが一人常駐しているようなものですから、カフェの看板であるコーヒーのクオリティが安定し、スタッフも接客や調理に余裕が生まれると思います。
今回、カフェ経営という新たなジャンルに挑戦して実感したのは、オーナーひとりのこだわりや頑張りでは円滑な継続は難しいということ。スタッフやお客様との出会い、そしてエバシスのような優秀なコーヒーマシンがあってこそ、居心地がよく、また来たいと思えるカフェづくりができると感じました。JTM
CAFE DAIKANYAMAは当社のフラッグシップカフェ。この経験とノウハウを起点に、さらに都内各地に、街にフィットした新形態のカフェやレストランを展開していけたらと考えています。